2014年02月02日

鹿児島県の地熱発電の状況を見てきました

 1月30日から2月1日まで鹿児島県の地熱発電施設や種子島宇宙センター、焼酎製造の薩摩無双さんを訪れてきました。
 福島第1原発の事故以降、電力エネルギーの確保が大きな課題となっています。九州電力の大霧地熱発電所では、火山地帯の地域特性を生かし地下1,000メートルから3,100メートルの「地熱貯留槽」から、約133度の蒸気を取り出して3万キロワットの発電が行われており、約1万戸分の電気を賄うことができます。
 地熱発電の発電コストは、石炭火力発電より高く、石油火力発電よりは安いそうで、九州電力では現在5か所の地熱発電所が稼働し、21万2千キロワットの発電を行っています。
 地熱発電は自然の力を利用した発電方法であり、地球と環境に優しいクリーンな発電です。しかし、地熱貯留槽までの掘削に膨大な経費がかかり、大規模な発電には向かない、国定公園内の開発制限などの課題があるとのことですが、クリーンな電力の安定供給に向け、今後さらに普及を図らなければならない施設だと感じました。

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「蒸気タービン・発電機」
蒸気の力で回る風車のようなもので、1分間に3,600回転で発電機を回し、電気が作られています。


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「気水分離器」
蒸気井から取り出された蒸気と熱水混じりの流体を、蒸気と熱水に分離する装置で、蒸気はタービンへ、残りの熱水は再び地下に戻されます。


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「復水器」
タービンで使用された蒸気を冷却水で冷却し、温水にする装置です。この温水は冷却塔へ送られ、冷却水として再び復水器に送られた使用されます。


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発電所の概要説明・施設案内など、お世話になりました溝口所長さん。

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佐波議員、永井議員とともに大霧地熱発電所を訪問。

posted by 安藤としき at 21:02| Comment(0) | 日記